カワサキとヤマハの「ターボKY戦争」

技術オンチな俺がこんなネタを書いていいものやらと思いつつ、書いてみます。まあ、知らないから書けるのかもしれないので、許してやってください。

で、本題です。俺のパソコンが壊れてブログいじりができなかった間にも、ネタは生まれておりまして、英国のバイク雑誌MCN(のWebサイト。雑誌にも載っていたのだろうか)に「Yamaha turbo diesel」という記事が掲載されました。

え?、ヤマハがディーゼルのターボバイクを作るんですかい?

当然、英語で書いてあるので、俺の英語力不足による事実誤認もあるかもしれませんが、要するに「ヤマハがディーゼルターボに関する特許を多数出願していることを、米国人ジャーナリストが明らかにした」とかいうような内容のようです。(違ってたら指摘してください)

もちろん、だからといってディーゼルターボのバイクがほいほいと製品化されるのかどうかはわかりませんが、特許を出願しているということであれば、それなりに研究はしているということですよね。少なくとも。

しかも、試しにググってみるとヤマハ発動機は、ボートではディーゼルエンジンを搭載したモデルも扱っている。ということで、(エンジンの用途はぜんぜん違うけど)ディーゼルエンジンに対する知見もそれなりにあるってことですよね、きっと。

一方、前にこのブログでもネタにさせてもらいましたが、カワサキがターボバイク を検討中かというような話もありました。こっちもどうなるのかよくわかりませんが、両社ともターボの可能性を考えているということなんですかね。

ただ、なんでディーゼルなんだろうというのは思ったわけですね。そう思ってWikipediaで調べるとディーゼルエンジンのことをいろいろ書いてありました。「さすがだねえ、Wikipediaは」などと感心しつつ、ずっと読んでいくと、説明の中には「オートバイ」という項目もあったりします。そこには、

イギリス陸軍ではカワサキ製オフロードバイクにディーゼルエンジンを搭載し、運用を開始した。

なんて記載もある。ということで、 バイクにディーゼルエンジンというのも、あながち変な話でもないようですね。すると、この2社がターボバイクでしのぎを削り、ヒートアップしていくと、かつてのHY戦争ならぬKY戦争が勃発したりすることはあるんだろうか、なんて妄想も膨らんだりするわけです。

そろそろ時代遅れのキーワードになってきたような気もしますが、普通、KYというと「空気が読めない」の略語だったりしますよね。今どき2社が激しく競争するのは「KY」かというと、それは確かに「KYな戦い」になるかもしれない。

でも、このKYは空気が読めないの意味ではありません。それではいけないっ。やはり、ターボバイクのKYといえば、「環境にやさしい」の略ですよ、ねえ。

…などとオチがついたところで、お後がよろしいようで。