FZ1の国内発売、正式に発表

国内販売へ」なんてエントリーを書いてしまったので、「実は売らない、なんてことになったらどうしよう」と思ったりもしましたが。本当に国内販売をします。いや、そんな不安がなくなったことはどうでもいいのですが、いちおう元FZS1000乗りとしては書いておかないと。

 

 
スペシャルサイトというものもヤマハのWebサイトにアップしている。なんか力、入っていますね。ちなみに、名前は米国系ではなく、欧州方式なので、カウルのある方がFZ1 FAZERですね(くどいとは思いましたが、いちおう書いておきます)。

で、欧州版と国内仕様の違いはどこだろうか。念のためにググってみると、まだプレストのFZ1の紹介ページは残っていました(いつまであるんだろうか)。比較するために表でも作ろうかと(できないくせに?)一瞬思ったんですが、数値はほとんどの項目で変わっていない(ように見えました)。

一目で違うとわかるのは、馬力とトルク。こういうことをされるのは、もしかするとヤマハの人はいやがるかもしれんですが、やってしまいましょう。普通、最初にこれを比べると思うので、やはり。

■欧州仕様FZ1
最高出力    110.3kW(150PS)/10,000rpm
最大トルク    106.0N・m(10.8kgf・m)/8,000rpm

■国内仕様FZ1/FZ1 FAZER
最高出力      69kW(94PS)/9,000r/min
最大トルク      80N・m(8.2kgf・m)/7,500r/min

馬力規制が撤廃されたとはいえ、国内向けは「調整」するんだろうなあとは思いましたが、「素直に」やるとこうなるってことですか。トルクもなくなるんですねえ。へー。

もちろん、この国内仕様のパワーにしても、出し切れる人がどのくらいいるのか、って問題はあるわけです。数値的なスペック(だけ)で何が分かるんだ、なんて話もあるでしょうね。それに、ヤマハのことだから(と、一応ちょっと持ち上げてみる)国内向けに乗りやすくする努力はしてくれているのかもしれない。ただ、2ちゃんねるのバイク板でFZ1についてある人がしていた発言(引用させてもらいます)が個人的にはすごくしっくりきました。

30 :774RR:2008/01/09(水) 21:24:51 ID:yVwj74kB
    >>27
    自己満の為のおもちゃですから、たとえ出さなくっても
    このバイクは150psもあるんだぜぇ、っていうのはある程度大切なことかとw

 

こういう意見の人を、どのくらい振り向かせることができるんでしょうか。ちなみに、スペシャルサイトのナビゲーションのところには 「試乗会開催予定」というナビゲーションがある(リンクはまだ)ので、気になる人はまずは乗ってみるのがいいかもしれんですな。

本当は、もっといろいろ言いたいことはあるのですが、収拾がつかなくなりそうなので、今回はひとまずここまで……と思ったのですが、最後に一言。

FZ1 FAZERのキャッチコピーで「エモーショナル・ツーリングスポーツ」って言い方をしているんですが、本当に「ツーリング」なんでしょうか? 単にFZ1との比較で入れているんでしょうか。 

2007年の人気記事ランキング

旧ブログでは一時期毎月のアクセスランキングというものをやろうとしていました。結構作業が大変で面倒だったこともあり、長続きはしなかったんですが、まあ年間ランキングくらいならできるかと思い、今回ちょっと調べてみました。以下が2007年のアクセス数が多かったベスト10のエントリーです(個別のエントリーだけを対象にしています)。

 ●2007年の人気記事ランキング
 1位:CB1300SBの慣らしツーリングで秩父へ
 2位:ドナドナしたFZS1000について
 3位:陸王120万円也
 4位:パリショーのビデオ(2)カワサキのZX-10RとNinja250R
 5位:My Bike(3) CB1300SB
 6位:MT-0S
 7位:「画像アルバム」(仮称?)について
 8位:今年の鈴鹿8耐も地上波放映はないのか?
 9位:(桜+俺のバイク) × 3 = !
10位:KLR650にはちょっと興味ありますが

こうして見ると、 ツーリングネタが1位の「CB1300SBの慣らしツーリングで秩父へ」しかないってのは、ちょっと悲しいですね。これはツーリングの話が受けないからではなく、俺が全然ツーリングに行けていないのでエントリーを書けていないからなんですが。あと、2位に「ドナドナしたFZS1000について」が入ったんですが、FZS1000についてはまだ思い入れはありますので、これはこれでうれしいです。

ちなみに、7位の「『画像アルバム』(仮称?)について」のアクセス数が多くなったってのは、ちょっと「ずるい」ところもありまして、このエントリーについてはページの上の方にあるタブ状のナビゲーションからアクセスできるようにしています。だから見てくれた人がそこそこ多かったのかとは思いますが、本来はここに画像アルバムへのリンクを貼るつもりでいます。ところがいまだに実現できていないということで、いい加減なんとかせんといかんかとは思っています。

来年あたまにまた人気記事ランキングが書けるかどうかはわかりませんが、今年は去年以上にブログを書ければいいなあとは思っています。がむばりますが、どうなることやら。