ツーリング中に激痛、その正体とは?

前回のエントリーで、

(※実はとんでもないことがあったのですが、その話はまた別のエントリーで)

と書いたのですが、その話を書いておきます。だいたい「この話はまた今度」みたいな書き方をしてすぐに書いたことがなかったりしますが、今回は書きます。……と言いながら既に一週間前のネタなんですが。

前のエントリーで書いたCB1300SBでのツーリングの時の出来事です。帰宅しようと、上越道を東部湯の丸ICから乗り、おそらく数十キロも走っていない時のこと。いつも通りに巡航していると、右肘に突然、激痛が走りました。高速道路を走っていると、小石か大きな虫かはわかりませんが、何かに当たって痛い思いをすることがありますよね。最初はそれかと思いました。ところが、この痛みは一度だけではなかった。長続きはしないんですが、何度か激痛が起こる。どうやら右肘を動かすと痛くなるんですね。何だろうと思っていたのだが、とにかく痛い。

数回、痛い思いをして、ふと感じました。「何かが俺の右肘のところにいる」。
そいつが俺の右肘で何か悪さをしている?! そう思い始めると、気持ち悪いのと、さらに痛いのとで、我慢できなくなりました。ちょうど非常駐車帯というんでしょうか、走行車線の左側に緊急停車するためのスペースがあったので、バイクを停めました。(本来、高速道路の路上で停車などしてはいけませんが、本当に“非常時”だったのでご勘弁を。ちょっと次のSA・PAやICまでは痛くて行けませんでした。)

あまり高速道路上でやりたいことではなかったのですが、バイクを停車後、ヘルメットを脱ぎ、ウェアを脱いでみました。いたんですね。虫が。ちょっと形が崩れていたのですが(つぶした訳ではないですよ)、ハチだったかもしれません。見た目はハチのようでした(大きさ的にはミツバチくらい?)。そいつが噛むか刺すかしていた訳です。ひとまず、その虫を捨てて、ウエアなどを再び身につけ、再び帰路につきました。

どうなるか不安だったのですが、帰りは気分が悪くなったりとか、熱が出たりということはありませんでした。また、何度も刺された?ので、ミツバチではないのだと思います(ミツバチはたしか一度しか、刺せないんですよね)。ハチの場合、二度目に刺された時にハチ毒アレルギーによるショック症状(アナフィラキシーショック)を起こす人もいるそうなので、念のため、お医者さんに聞いてみたのですが、今回の症状がひどくないので大丈夫ではないかということでした。(腫れなどは特になく、翌日以降も特に変な症状は起きていません)

問題は、なんで虫が肘のところにいたかですね。刺されて?停車した後に走り始めて気がついたんですが、ウェアの手元の部分に直径1~2センチほどのすきまができていた。どうやら走行中にそこから入り込んだらしい。確率はきわめて低いとは思うんですが、それで入ってしまった虫がびっくりして悪さをしたということのようです。いったん休憩した後は、グローブでしっかりとウェアの隙間をふさぐようにしました。こういうところにも気をつけないといかん訳ですね。

バイク乗りのみなさん、ぜひ気をつけませう。

 

ちなみに、どうやらこれがブログ移転後の100本目のエントリーらしい。こんなネタになろうとは。